健康に痩せる
今やダイエットというと「痩せること」という意味で使われることがほとんどです。しかし、実はダイエットというのは本来痩せることだけを指しているものではないのはご存知でしょうか？
ダイエット（Diet）の本来の意味というのは「健康になる」ということであり、痩せることだけがその目的ではないのです。無理なダイエットをして不健康になってしまう、というのは本来の意味を考えると全く意味不明な言葉ではあるのですが、最近ではよく聞くようになってしまいました。それでは、痩せるという意味のダイエットにおいて、不健康にならないためにはどういったことに注意をするべきなのでしょうか？
自身の体調や健康のことを考えたダイエットをする方法について紹介します。
食事と運動のバランスが必須
まず重要なのが、「食事だけでダイエットをしようとしない」ということです。食事を抜くことによって摂取カロリーを減らせば、確かに体重を減らす効果はあります。ただ、それは逆に必要となる栄養素も減らしてしまっている可能性があり、それが原因となり不健康になってしまうということも考えられるでしょう。まずは自分の身体に取ってどのような栄養素が足りていて、どのような栄養素が足りていないのかを考え、それに合わせた食事制限を行っていくことが重要です。
さらに、食事に加えて、ダイエットのための運動を取り入れることも重要です。食事制限だけでは身体に悪いダイエットも、カロリー消費や脂肪燃焼を促す運動を取り入れることによって、より良い形にできることでしょう。
ダイエットフードの選び方
とは言え、やはり食事を上手く制限することもダイエットの重要なポイントの一つであることは間違いありません。では、どのようにして食事の制限を上手くすることができるのでしょうか？
重要なポイントとなるのは「低カロリーながら満腹感が得られるもの」を選ぶということです。例えば鶏肉やじゃがいもなどは腹持ちがよいために、ダイエットには向いている食品です。また、お米やパンのような炭水化物は、糖質制限ダイエットなどの流行で毛嫌いされることが多いのですが、上手く量を調節することで自然なダイエットに効果を発揮してくれます。
ただし、これらの食材は調達よりも加工のほうが厄介です。ダイエットに向いている食材とて、調理に手間暇がかかるとその面倒さからダイエットを継続する気が失せてしまいます。そのため、冷凍食品や作り置きなどを使って、出来うる限り楽な形で食事ができるように工夫することも必要となるでしょう、また、食材の宅配サービスや通販などを利用すれば、楽に野菜や肉を調達することもできるため、こちらもおすすめです。