正しく理解しよう
日本を始めとして、世界の殆どの国は資本主義を採用しています。
これはすなわち、価値の基準としてお金が採用されており、お金を中心にして社会が回っているということです。
子供の頃の夢が「お金持ち」だったという人も多いのではないでしょうか。
お金持ちになるために重要なポイントは、このお金について正しく理解することです。
では、そもそもお金というのは何でしょうか。
お金というのは、ツールに過ぎません。
お金を持っていると偉いのかというとそうではなく、逆に持っていなければ偉くないのかというとそうでもありません。
前者と後者で何が違うのかと言うと、お金があるとできることの選択肢が増えます。
お金があれば1食1万円以上もするコース料理を食べることができますが、お金がなければ菓子パンしか食べられない日もあるかもしれません。
お金があればタワーマンションを購入することもできますが、お金がなければ地方の六畳一間の安アパートにしか住めないでしょう。
その選択肢の数の違いが、お金持ちとそうではない人の差です。
お金はあくまでも自分が何かをするために必要となるツールであるにすぎません。
それ以上の価値をお金に見いだしてしまうと、使い方を誤ったり、稼ぎ方を誤ったりすることになります。
お金が先にあるのではなく、目的が先にあるのだということは忘れてはいけません。
お金を増やす方法
それでは、お金を増やすためにはどのような方法があるでしょうか。
まず最初の方法として思いつくのは仕事をすることでしょう。
仕事をして、給料なり報酬なりを得ることによってお金を手に入れる、というのが自分の持っているお金を増やすための最初の方法となります。
ただ、この方法にだけ固執するというのはまたよくありません。
自分の持っているお金を利用して運用することによっても、お金を増やすことは可能です。
そんな時に是非知っておきたいのが「複利」の存在です。
複利というのは、自分の預けているお金に発生した利子も次回の利子計算に含められるというものです。
長期間になればなるほど単利に比べて高い利子効率を出すことができる方法であるため、利用できる複利の投資があるのであれば積極的に利用するようにすると良いでしょう。
そしてもう一つ重要なのが「支出を管理する」ということです。
自分のお金を増やすための唯一の方法は、自分の収入を支出が超えないようにすることにほかなりません。