トラブルが起きてしまったら
職場の人、あるいはそうではない人であっても同様ですが、誰かと衝突をしてしまうということは少なからずあるでしょう。
特にそれが大きな衝突であった場合、後々にまで影響が残るということは少なくありません。
人間関係というのはすなわち仕事に直結するものであるため、これがうまくいかないとそれだけで仕事が上手く回らなくなってしまうことも少なからずあります。
では、もし衝突を起こしてしまった場合、どうすればよいのでしょうか？
雨降って地固まるという言葉が有る通り、一度衝突を起こして人間関係に亀裂が発生してしまったとしても、それを修復することが出来ればより強固な人間関係を築くことができることも少なからずあります。
衝突があった時にその人を嫌いになり、職場であろうがところかまわず敵意を向けるのは大人のすることではありません。
自分たち二人の能率が落ちるだけではなく、職場全体の能率を落とすことになる、迷惑極まりない行為です。
重要なのは、意識してでも一度態度を軟化させることです。
一度雰囲気が元通りになれば、その人との会話なども自然と元通りに近づいてくることが多いのです。
それによって完全に修復をすることができないとしても、とりあえず仕事に対する悪影響が発生している状況は和らげることができるでしょう。
見返してみよう
人間関係の衝突というのは、その多くが一方的なものではなく、相互的なものによって発生しています。
すなわち、客観的に見てどちらか一方だけが悪い、ということはあまりないということです。
相手にも原因があれば、自分にも原因が有ることが多いでしょう。
そんな時、相手のことばかり目についてしまうというのが人情というものですが、ここでは一度自分のことも見返してみましょう。
衝突の原因となった出来事において、自分の側に非があったことはないでしょうか。
それが小さなことであっても、まずはそこを見直し、その上で人間関係の修復を考える事が重要になります。