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テレビに近づくと目が悪くなるって実は嘘!?

視力の神話と真実

視力に関して、子供頃からよく「暗い所で本を読んではいけない」ということや「テレビからは目を離さなければならない」というようなことを言われた人は多いのではないでしょうか。

私自身もこのように言われて育ってきて、つい最近までこれは間違いないことだと思っていました。
しかし、実際の研究によると、これらのことは「視力にまつわる神話」であり、真実ではないということが分かっています。

例えば良くある視力に関する話として「長い時間モニターやスクリーンを見ることで視力が低下する」というものがあります。

これも神話であるということが分かっています。
ジェイピポーズ博士によると、好きなだけスクリーンを見ても構わない、とまで言われている程です。

さて、では至近距離でテレビやモニターを見る、という場合についてはどうでしょうか。
これについて博士は「確かに新距離でテレビやモニターを見ると目にダメージが有る」としながらも、同時に「それは一時的なものであり視力を低下させるものではない」としています。

これらの問題の多くはスクリーンから来ているものであり、モニターやテレビに対して集中をすることによって瞬きの回数が少なくなり、涙の量が少なくなることによって目に疲れがたまることが原因であるとしています。

長時間見たとしてもそれが原因になって視力が低下するというものではありません。

何故視力は下がる?

それでは、視力が下がる原因となっているのは何なのでしょうか?
大きなポイントとなるのは「加齢」と「遺伝」です。

遺伝的な要素によって生まれつき視力が弱かったり、子供の内から視力が悪化してしまいやすい場合があります。

そしてもう1つの加齢によるポイントは、目の中の「ピントを合わせる筋肉」がか衰えることからくるものです。
こちらは老眼という形で視力の悪化をもたらすもので、誰にでも起こる可能性がありますが上記のこととは原因が違います。